エックスサーバーでウェブサイト高速化機能「Xアクセラレータ」が実装しました。どのような機能なのか、設定方法はどうすればよいのか、をシェアします。
エックスサーバー「Xアクセラレータ」とは?
「Xアクセラレータ」はウェブサイトの高速化や大量のアクセスに対する耐性強化をおこなうことができるエックスサーバー独自の機能です。
この「Xアクセラレータ」を使うことでサイトの表示速度向上はもちろんのこと、同時アクセス数の拡張によって最大で10倍以上のサイトパフォーマンスを実現できるというものです。
「Xアクセラレータ」提供開始日と対象サーバープラン
「Xアクセラレータ」の提供開始は2018年9月11日からです。対象となっているサーバープランは「エックスサーバーの全プラン」「エックスサーバービジネス全プラン」となっています。
つまり、実質すべての利用者を対象にしたサービス提供となっています。
「Xアクセラレータ」設定方法
「Xアクセラレータ」の設定方法はとても簡単です。エックスサーバーの管理パネル内から設定したいドメインを選んで「ON」にするだけです。
管理パネル内に「Xアクセラレータ」の項目が追加されています。
そのままの設定では「設定なし」になっていますので、変更後の設定より「ON(静的ファイル)」を選択して設定変更ボタンを押すだけです。
「Xアクセラレータ」のON設定には、「静的ファイル」と「全ファイル」の2種類があります。通常のサイトであれば推奨設定である「ON(静的ファイル)」を選んで設定しましょう。
補足:同時に設定したい高速化機能
エックスサーバーの高速化機能には「Xアクセラレータ」の他に2項目あります。まだ他の項目を設定していない人はこれを機会に設定しておくことをおすすめします。
エックスサーバーのブラウザキャッシュ設定
ブラウザキャッシュ機能をONにすると、ブラウザ側でのキャッシュ利用を指示するレスポンスヘッダを付加します。これによって、同一ファイルへの再アクセス時にブラウザ側のキャッシュファイルが使われるため、表示速度の向上や転送量の軽減を行うことができます。
つまり、サイトが早く表示されるってことですね。
ON設定が二種類ありますが、通常のサイトであればエックスサーバーで推奨されている「ON(すべての静的ファイル)」を選択しておくことをおすすめします。
mod_pagespeed設定
mod_pagespeed設定については下記の記事をご覧ください。
まとめ
ウェブサイトの高速化はウェブサイト運営者は要チェック項目です。サイトの表示が遅いことでユーザーの離脱率が高くなりますし、グーグル検索の評価も落ちます。
ユーザーにとって見やすいサイトにするために、サイトの高速化機能はONにしておきましょう。