ネットビジネスに限らずブランディングの重要性は企業でも認知され、大企業であるほどブランディングが成功しています。
ブランドとは
マーケティングでは、「あらゆる企業・製品をブランド」と考えます。
つまり、その製品や製品群・企業全体に対するイメージや認知度全般がブランドです。
ネットビジネス業界では、”その人物”をブランドとして展開していくことが多いわけですが、これは企業でいうと、企業全体に対する認知度と同じ考え方ということになります。
例えば、ネットビジネスにおいて「賢威」という素晴らしいワードプレステンプレートがあります。これは、製品ブランドという扱いとなります。株式会社SEMライダーという企業、開発者の松尾さんという個人がブランドと考えるよりも、製品ブランドとして認知度の方が高いわけです。
ロイヤリティーを高めることが重要
上記のようなブランドを作り上げていくことを「ブランディング」と呼びます。そのための手法や戦略などは「ブランドマーケティング」と呼ばれるのが一般的です。
ブランディングがうまくいくと、そのブランドに対して強い愛着を感じるようになります。
ブランディングが成功してその消費者から高い評価を得たブランドは、商品を継続して購入する傾向にあります。(=ブランドロイヤリティー)
企業にとってみれば、非常に優良なリピーターを獲得したことになります。「根強いファン」と呼んでも良いかもしれません。あらゆるブランドでここへの到達を目指します。
この消費者のブランドロイヤリティーを高めることがとても重要なわけです。
ブランディングを成功させるために大切なこと
「これはブランドです」という”自称ブランド”は簡単に成立します、そして残念なことにネット上でも多く見かけます。しかし、結局のところブランドとは「認知度」全体をいう考えですので、客観的に評価してもらえなければ意味がありません。(”自称ブランド”を提唱するのは自由です・・)
そのために大切なことは、「満足のいく、価値(ベネフィット)の提供」です。
消費者の高い評価を得るタイミングとしては、期待している以上の価値を提供されたときに満足度が一気にアップします。そして一度高評価を得ると、それ自体が顧客の価値になります。
異なる例でいうと、衣料品のユニクロというブランドに対してそれ自体が顧客の価値となると、ズホンであろうがフリースであろうが全身に製品を身につけることもあるわけです。高級ブランドでも同様のことが言えますね。
ネットビジネスで考えても強いブログを持っていれば、その媒体をブランディングしていくことも可能です。また、情報配信の内容自体をブランディングしていくこともできます。まだまだ、個人ブランディングが多く見られますので、このあたりを開拓していくとおもしろいでしょうね^^